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富岡製糸場の世界文化遺産登録と女工 ニュースフォレストホープ

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富岡製糸場が世界文化遺産として登録の推薦を
日本政府が正式に発表したので話題になっていますね。


富岡製糸場(とみおかせいしじょう)は明治5年(1872年)に創業しました。
日本初の官営製糸工場として明治5年(1872年11月4日)に操業を開始したのです。
当時の日本は、ヨーロッパ諸国よりも絹製品の質がよくありませんでした。



日本の殖産興業(しょくさんこうぎょう)を推進するために
明治政府によって生糸の品質改善や生産向上を目指して設立されました。
技術指導者を育成するため工場を設立することで
日本の近代化に必要な外貨を獲得するため命運をかけた大事業でした。
日本産業の夜明けですね。


繰糸作業を行うために日本全国から女工が集まりました。
女工として働いていたのは旧藩士や華族の子女でエリートだったのです。
全国の一流の女工によって富岡製糸場で繰糸作業が行われていたのです。
そしてフランス人技術者を招き入れ世界トップレベルの機械製糸工場になります。
富岡製糸場でつくられた生糸はアメリカなどへ輸出されて世界から大きく注目を浴びました。


富岡製糸場の工場が世界から注目された理由とは?
繰糸工場は長さ140.4m、幅12.3m 高さ12.1mの工場で
煉瓦(レンガ)という西洋の新しい技術を取り入れて
屋根は伝統的な日本瓦でふいて日本と西洋の建築技術を融合させた
世界最大規模の建造物だからなのです。

それから
当時の欧州の器械製糸工場では50~150台で生産していましたが
富岡製糸場ではなんと300台を所有して格段の生産能力も注目の理由になります。


良質な生糸の生産によって
安価で良質な生糸を輸出して高級繊維の絹をより身近な存在に変えました。
富岡製糸場の高品質に重点を置いた生糸は海外で好評でした。


富岡製糸場が世界遺産へ推薦されたのは2つの理由からです。

1世界の絹産業発展や絹の大衆化に貢献したこと。

2主要な施設が創業当時のまま、ほぼ完全に残されていること。


富岡製糸場の所在地は群馬県富岡市富岡1番地1です。


周辺観光名所について
妙義山、群馬サファリパークが有名です。
富岡製糸工場は見学もできます。
自由見学のほか定時40分程度の解説ガイドツアーも行われています。
20名以上の団体予約をしておくと専属の解説員をつけてもらえます。


交通などのアクセスについて
鉄道での最寄り駅は上信電鉄の上州富岡駅です。
なお上信電鉄の高崎駅では上州富岡駅への往復キップと
富岡製糸工場への入場券がセットになった往復割引乗車券が発売されています。
マイカーでの場合は上信越自動車道富岡インターチェンジから3kmの場所になります。
ただし施設内への車の乗り入れは認められていませんのでご注意くださいね。


最後まで、読んでいただいて
ありがとうございます。
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